寝坊主の愛すべき雑文たち

日本語ラップ大好きで作り始めたイカレタ少年。よろぴく。

“雨の降る丘にて” 歌詞と解説!

寝坊主 - 雨の降る丘にて (1st demo tr.4)

歌詞
絶え間なく 雨が降る街を誰が拭く?
weedでイカレたクズ 街並みは希望さえ無くす
かじる 嘘の果実 エデンの園
理想や希望から目線も遠のく
戦前の頃の平和な暮らしも結果無くなり
開かない 閉じた目頑なに
赤煉瓦たちに未だ変化なしの雨が打ちつける
下町情緒 痛ましい表情をたたえる
ただそこに佇む少女
メッキで隠す嘘 浅く塗る本当
リズラで巻いた いつまで待った
いつこの雨は止むと静かに泣いた
住人の殆どが真っ白な肌だ
しばらく見ていない 安心の眼差し
兵士に群がり お菓子をねだる子供
きっと下さる筈 塞がる明日
 
降り止まぬ雨が浸した丘
雲の向こうに 少年は何を期待したのか?
続くrainy days 悲しい唄
線香花火のようにただ散る明日
 
ゴミ箱の影でそっぽ向いた ずぶ濡れの猫
鳥かごの成れの果て 夕暮れの線路
森を優しく包む 雨のカーテン
未だ降り続く夜明け前 されど待って
今日こそは学校に行けるかなとはしゃぐ子供
無情にも休校のベルが鳴る
この街を支配するのは軍隊と静寂
夜な夜な 歩く 偶像崇拝の聖者
まるで塀のような雨
いくら待てどエンドロールはないぜ
乾かない洗濯物と涙腺
雨の絵描くノートはページが無くなって
ベッドで布団にくるまって明日を待とう
テーブルに突っ伏す母の涙の跡
醒めぬnightmare I don't care
開かない時計屋 この愛のねぇ街
 
降り止まぬ雨が浸した丘
雲の向こうに 少年は何を期待したのか?
続くrainy days 悲しい唄
線香花火のようにただ散る明日
 
錆びた時計塔 溶けたチョコレート
穴開いたポケット ここは桃源郷
物欲しそうな乞食 死ぬようだもうじき
ぬかるんだ雨の丘の道
解説

ビートはProof「Life」のインストを使わせていただきました。
実はこのビートはyoutubeにupしている「霧雨二」の概要欄で言っている「霧雨一」のトラックとして使う予定だったんですが、いい詩が書けたのでこっちに使うことにしました。

というより、この曲を「霧雨一」と考えてもらったほうがいいと思います。
「霧雨二」の最後に希望が見える展開とは対を成すような作品です。世界観的には何の関係もないですが。

ZONE THE DARKNESSの「赤い靴の少女」の世界観に影響を受けて作りました。もともと「丘」というタイトルで書き始めたんですが、それを原案にしてアルバムを作るにあたって一から書き直しました。

設定としては、かなりアバウトなんですけど、戦争に負けたある王国の、霧深い山の丘の上にある、敵国軍に占領された町の話です。人々の陰鬱な気分のような土砂降りの雨が連日降り続く、というただただ絶望しかない話が書きたくて書きました。

こういうストーリーテーリングものは、3つ目になりますね。

途中の「ずぶ濡れの猫」という箇所がどうしても言えなくてそのままOKテイクにしちまったんですけれども。本当にすみません。

やっぱRECになると声に力が入ってしまって舌が回らなくなるんですよねー。言い訳です。本当にすみません。